てくてく廊下を歩いて、階段もぽてぽて。「くわっ」突然加速。タンタンタンと階段を駆け下りてみました。すると、すぐ後ろを降りていた人も合わせたように駆け下りてきました。何事!追いかけられてる!ちょっと動揺しながら4階分を一気に降りて普通に廊下に出たところ、相手も同じペースに。すとーかーですか…がくがく。でも、全然そんなことなかったみたいです。たぶん…。
今日の晩御飯はうどん。食べたくなってから、今ひとつ営業時間に立ち寄ることが出来なかった店です。少し前に入った店は、カップ麺のようなぐんにゃりうどんに、塩辛い超しょうゆのつゆを出してくれたのでもう行きませんが、ここは少し違います。
我孫子市役所を北上。我孫子橋を越えた交差点を右に少し。大村庵は、そこにあります。毎回我孫子市役所が起点になっていますが、別にお役所認知度アップ課からの派遣工作員ではありません。ええ、違いますとも。まぁそんな脱線はどうでもいいのです。わたしにうどんを食べさせなさい。
店内はちょっと昔のうどん屋さん。中央に4人掛けテーブルが6つ。左手には座敷にテーブルを置いて10人前後の収容です。店内右手は調理場となっており、入って右手後ろにテレビが配置されています。席につくと暖かいお茶とおしぼり。今日は鴨南うどんかなーと思いつつメニューを眺めます。おなじみの品書きの中に、ふと見つけたのが「梅とじうどん」でした。お店の人に訊いてみると、「梅がね、入ってるんですよ。ええと、たまごでとじて…」とのこと。ああ、なるほどね。なんか良さそう。早速試してみることにしました。
お茶を飲みつつ待つことしばし。運ばれてきました。
盆にうどんと薬味。それだけ。シンプルだー。薬味はネギの刻み。どんぶりは、しょうゆと出汁のあわせらしく、かつお風味が香ります。梅は海苔の上に乗せられて、その周囲をたまごとじの黄色が彩ります。麺は普通。さて、まずはつゆから試してみましょう。
つゆはしょうゆベースですが、よくあるしょうゆ100%ですかこれは!というような味濃いものではなく、出汁の甘みが感じられます。でもちょっと甘めかな。たまごとかまぼこは普通。梅はわたしの実家で作っていたような塩の塊というやつではなく、かつおぶしや、その他調味料も漬け込んだ甘みのあるふんわり酸味。そして麺ですが、ややコシのある表面のなめらかなうどんです。いい感じ。
べつにくどくど書くこともないような、ちょっとしょうゆ、ややさっぱり風味で一気に食べてしまいました。つゆも塩辛くないので全部おいしくいただけます。まぁ梅とじとは言え、やっぱり梅なので、かつとじみたいに主役を張るほどの威力はありません。普通においしいうどんでした。他のメニューとしては、ご飯物あり、うどん、そばと豊富です。以前通っていた大橋のうどん屋のようなハマる味ではありませんが、ここ近辺では普通に通えるグレードです。またそのうち食べに来たいところです。
店名 |
大村庵 |
予算 |
700~1200円 |
収容 |
30名 |
交通 |
JR常磐線天王台駅徒歩10分我孫子泉郵便局向かい |
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