もうインスタントコーヒー比較サイトでいいです。
週末の外出、帰り道にスーパーに寄ります。何か足りてないものはあったかな…。ああ、そうだ。コーヒーなくなりそうだっけ。それじゃインスタント飲料のコーナーに寄っていきましょう。
はい。また30g瓶です。ちっさい。そして、またMAXIMです。いや、このスーパーはこれしか置いてなくて。かなり網羅しましたね。もうノンカフェインとか、いかにも…なやつしか残ってません。
さて、さっそく試してみましょう。まずは封を切ってみます。今までは紙の封印だったのですが、これはリサイクルマーク「プラ」と表示されています。どうやらプラスティックフィルムになった様子。これではがしやすくなったということでしょうか。まぁ普及クラスの30g瓶にアルミ封印なんてできないと思うので順当な選択なのでしょう。
しかし、量産品をあなどってはいけませんでした。封印の表面はポリエチレンとかそれ系のプラスティックフィルムだったのですが、ガラス部分に張り付く面は普通に紙でした。そしてフィルム面だけがはがれ、紙の面はきれいに残ったままに…。だめでしょう、これ。残った紙部分は指でべりべりと破ってはがしました。
入れ物はどうでもいいんです。要は味と香り、風味と後味です。まずは開封直後の香りを。
ふわっと広がる華やかな香り。ちょっとびっくりしました、もっとあっさりかと想像していましたが、結構広がるものです。雰囲気としては香味焙煎に似た感じですが、より炭火焙煎に近い感じ。香ばしさが強く香り、甘さは目立ちません。ちょっと期待。適量は2gに140mlということなので、目分量でカップに移し、お湯を注ぎます。湯気と共に香ばしさが立ちます。香りの中心は苦味、そして少しの酸味。甘みはやはり目立たず、隠れていた酸味が表に出てきた感じです。
まずは一口。苦味がドンと押してきます。それから軽く酸味。香りで感じるものよりもあっさりした酸味でした。やはり甘みは表に出てきません。ただ、しっかりした苦味があるので飲み応えがあります。苦味方面の人向けのようです。ただし、苦味はちょっとくどい感じです。じわっと後を引く強さなので、お湯少なかったかもしれません。あっさり酸味は前面に出ている苦味のアクセントになって、バランスは悪くないです。
ふむふむと楽しんでいると、ついと口に当たる固形物。う…溶け残りの顆粒でした。粉末ではないため、熱湯でかきまぜても溶け残る顆粒。表面が先に濡れてそのまま残るんですよね。ややしょんぼりしつつも残りを一気に飲んでしまいます。今までの経験からすると、ここで少し飲み残しがあると、危険物に変化することが予想されます。
二杯目はマリームを投入します。これで苦味が少し和らぎ、口当たりがまろやかになります。後味に残っていた苦味も薄れ、やわらかミルクコーヒーになりました。これもなかなかの風味です。
味は苦味寄り、やや酸味。そのまま飲むと苦味がどっしり来るのでミルクと合わせて飲むとよさそうです。価格帯は香味焙煎と同じ。風味などの位置づけも同じくらいです。常用するには苦味が強すぎるので、ちょっとインパクトのある味が欲しくなったとき用ですね。悪くないです。
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