装い新たに。
もはや口に出して確認するまでもなくインスタントコーヒー評価サイトなわけですが、敢えて言いましょう。今回のお題は…インスタントコーヒーです。もう食べ物中心とか、面倒なこと言いませんよー。
コーヒーがなくなるたびにお世話になる近所のスーパーKEIHOKUです。ちょっと高級な品をご提供いたします…という雰囲気の品揃えです。毎日の食卓にのぼるものを求めるにはちょっと割高。でも味はちょっと上ですよという、無駄遣いを得意とする世帯のプライドや満足度をぐっと引き上げてくれるお店です。
ちゃんと店先には犬もつながれていますしね。ちなみに、今回も店頭ディスプレイではなく、お客の連れでした。不用意に触ると欲しくなった時に離れがたくなるので注意が必要です。わんわん。
さて、肝心のコーヒーはというと、いつものHAMAYA BLEND No.1です。以前も紹介したこのブランドですが、いつのまにかラベルが一新され、すっきりと華やかな雰囲気で再登場という趣です。
写真左手が古いラベル。右側が新しいものです。光の加減もあるのですが、黒を基調としたどっしり落ち着いたものから、青を基調とし、映える白文字と、豆、カップを中央に配置したデザインで目を引くようになっています。いいですね。
外見はこれくらいで、さっそく開封です。おなじみのアルミ封印をきれいにはがすと、ふわりと軽く立つ香り。苦味と甘さが香るやわらかな風味です。炭火焙煎のような開けた瞬間「苦味!」とばかりの強さではありませんが、じわり、と効いてくるふんわりやさしい香り立ちです。KEY COFFEEに似てますね。
カップに目分量移し、お湯をとぽとぽ。ふわっと軽く立つ香りは、開封時に感じた苦味が中心。甘みは後ろに回ったようで、隠れていた酸味がほんの少し前へ。
まず一口。続いて二口、三口。飲み口はすっきり。じわっと苦味が感じられたら、すぐに甘み。そして短い間に両者とも、すっと消えて後味もクリアです。別に味が薄いわけでもなく、むしろ濃い目に淹れているのですが、やわらかな苦味がいつまでも残らないこのバランスはすばらしいです。
これで値段が半分なら…いやいや、これは高級感も味の一部で…。と、地味に300円くらい値上がりしてました。でも、これに対抗できるのはKEY COFFEEくらいなので、特に問題なしということで。お勧めの一品です。
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