今回は趣向を変えて…喫茶店風味。
街中を歩いていると、喫茶店の入り口によく置いてある看板のようなもの。不思議とこのブランドがよく使われているようです。なぜなんでしょうか。レギュラーコーヒーでもよく見るブランド、KEY COFFEEです。
一応断っておきますと、インスタントコーヒーの記事ばかりに見えますが、そんなにハイペースで飲んでいるわけではありません。週末とか、お風呂上りのゆったりタイムが確保できた時くらいです。毎日は飲んでいません。ほんとですよー。
さて、普段MAXIMやUCCばっかり紹介していたので、ちょっと違ったものを採り上げてみました。KEY COFFEEブランドのインスタントコーヒーです。さっそく開封してみましょう。
封印は、ややしっかり目の薄い紙。割ときれいにはがれました。気持ちイイ!
封を切った直後の香りは、おとなしめ。香ばしさとほのかな甘さが香ってきます。どっしりした苦味ではなく、軽くすっと消える苦味を想像させる香りでした。ちょっと珍しい印象ですね。適量は2g…ただしお湯の量は書かれていず、一人前とだけ。お好みに合わせて加減してくださいとのことでした。ええ、もちろんいつものように目分量でちょっと濃い目に調整します。お湯を注ぎますよ…とぽとぽとぽ。おお、粒大き目の顆粒なのにすっと溶けきりました。ぐーじょぶ。
湯気と共に、軽く苦味中心の香りが広がります。やや控え目。カップに近づけて匂ってみると、開封時に感じたほのかな甘さも健在です。思ったよりもしっかりとした香り立ちでした。あっさりなのに、それでいて存在感はしっかり。不思議なバランスですね。
まずは一口。ふむ。二口、三口。主役は苦味ですが、軽く酸味とほのかに甘さを感じます。開封直後だからでしょうか、すっきりまとまった味です。いい感じですね。そのまま少し冷まして多めにぐっと含みます。苦味がじわっと効いてすぐに消え、酸味も最初だけ。そして隠れていたほのかな甘みもすぐに去って、後味に軽く渋み。実は渋みは苦手分野なのですが、長く残ることなく消え去り、いいアクセントになっていました。
これまでほとんど試してこなかったブランドなのですが、思いのほかに満足する味わいでした。価格は100g瓶で500円。お得です。
MAXIMやUCCが缶コーヒー風味だとすれば、KEY COFFEEやHAMAYAは喫茶店風味といったところ。HAMAYAの単価を考えると、安くたくさん飲みたい要望にはベストマッチですね。久しぶりの満足度でした。
PR