もうインスタントコーヒー比較サイトとは言わせない。
この冬はかなり冷え込みが厳しく、そんな時はコーヒーよりも、甘みとコクのあるココアが恋しくなります。そこで、かなり前に買ったココアの袋を引っ張り出してきました。
Meiji「テオブロココア」です。
カカオ分63%とポリフェノール3倍(当社比)が売りとなっていますが、実はスティックタイプだと分量調整ができないので、唯一袋入りだったこれを選択したというのが本当のところです。
香りはココアのふんわり風味。さすがに牛乳を温めて作る手間はかけないので、お湯でココア多目に調整します。スティックタイプだと、カップの大きさに合わせることが出来なくて、お湯少なめで作ってすぐに次…と忙しいんですよね。
飲み口は少し粉っぽさがありますが、ココアの風味豊かで悪くない感じ。Meijiといえば、有名なのはミルクココアですが、こちらは甘さを控えめにしてココア本来の味を前面に出した調整になっています。以前はココアパウダーを鍋で煮て、砂糖と牛乳で調整するほど手間をかけていましたが、今はインスタントばっかり。そのインスタントの中でも、甘すぎない、香りがしっかりしているという点で、いいバランスのココアだと思います。
次はNestle「本格欧風ココア」です。
オランダ製ココアパウダーの豊潤な香りとコクという売りになっています。こちらは、甘さや風味でいくつかのバリエーションがあり、今回選んだのは、ほろにが味。
いいですね、ほろにが味という表現。袋入りは370gとお得サイズなので、ハズレを引いた場合に被害が大きいのですが、この表現に負けました。いいでしょう、ドンドン飲んであげますとも。
封を切るとココアの風味と砂糖…かな、甘い香りも弱くない。テオブロココアは甘みあっさりなので、少し甘めのものを選んだわけですが、香りは期待通りです。あとは甘すぎない調整であれば嬉しいところ。さっそく多目にカップに入れてお湯を注ぎます。
豊潤な香りという表現に偽りなく、湯気とともにふんわりココア風味と、甘さが伝わってきました。もしかしたら甘すぎるのかも…と思いつつ一口。あ、思ったほど甘くない。ほろにが…はちょっと控えめかな。いや、苦味控えめだからほろにがなのか。寒いときには欲しくなる甘さと、ココアの風味、ほのかな渋みと、何かの苦味。何かってなんだ…。
普通においしかったです。香りも十分、ほろにがの名に十分な風合いでした。コーヒーもいいけど、たまにはココアを、という時にはいい感じです。
…って、結局インスタント飲料なのですね。
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