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深夜のNHK教育には高校講座という短時間番組があります。 数学、歴史、化学といった分野に分けて、集中講座のような感覚で構成されています。ターゲットとされている高校生にとってはつまらないかもしれませんが、今のわたしには知識、理解力に余裕を持って見ることができるため、割と好きな部類です。もしかしたら本当のターゲットは、高校を卒業して余裕ある思考ができるようになった人なのかも。 その中で、数学で因数分解を題材にした回を見たのですが、これは面白くなかった。理由は簡単で、何か具体的に形を成す効果というか成果が見えなかったためです。内容は、いくつかの因数分解公式の紹介と、その応用を式の変化で見せる流れ。これって、現実世界…例えば会社や大学、趣味の世界でどう役立つんだろう…。 これが歴史や地理といった分野であれば、社会の基盤や過去の知恵というかなんというか、そんな感じの意義を見出すことができます。もっと即物的に言うと、先物取引や株価、為替相場を読む上での基礎知識になったりならなかったり。 化学は、わたしの趣味で好きな分野なので、現実世界での有効性とかは無視できますし、ちょっと強引ですが、「まぜるな危険」の根拠はああなるほどね、という感じで納得できたりできなかったり。 こういった知識は、実はもっと過去に持っていたかった。というのも、以前は文章を書くことを趣味にしていたので、時代考証や地理的な見地からこういった商業や交易が発達していたはずだという推測や裏づけができていれば、シナリオにもっと厚みやイベントを盛り込むことができていたはずだー、と。 ということで、物書きの趣味を持っている中学生や高校生の人は、いろんな資料を見たりじっくり読んだりしましょう。ものすごく役に立ちます。特に先を見通すスキルの下地になるので、重要ですよ。 と、詰め込み式のお勉強に意義を見出す観点を提供してみる。 PR |
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