あなどっていました。
ホーリーステッキを試してからしばらく、さすがにお金を使いすぎたということでプリの装備は放置。その間はケミの製薬を中心にして小銭を稼いでいました。製薬店は毎日がお値打ち価格、安く仕入れた製薬材料は、そのまま製品価格に反映するのがモットーです。そのため、ここ最近は下記価格表の通りです。
製薬品価格表
製品 |
価格(z) |
備考 |
青ポーション |
3,100 |
OC10価格 |
白ポーション |
900 |
|
黄ポーション |
341 |
OC10価格 |
レジストウィンドポーション |
5,000 |
|
レジストファイアポーション |
4,000 |
|
これで儲かっているのかというと、あまり儲かっていません。それでも安く提供することで利用者と生産者の双方にメリットがあるので、仕入れ価格が安定する間はこのままがんばるつもりです。
と、おなじみの話題脱線もしたところで本題へ。
ケミの働きで温まった懐をほくほくとなでながら、新しい装備を物色していました。最後に手に取ったのはホーリーステッキでしたが、あれは良かった。MEの補助として、Dexカンストしていなくてもそれなりの詠唱速度を得られる優良装備でした。低~中Vit振るわたしのスタイルにはうってつけだったんですよね。同時期には茨の杖もあったのですが、位置的にSoPとSoCの中間かー、中途半端な杖だなぁと見送っていました。しかし、実際のところは全然そんなことなかったのです。
装備がすごくテキトーですが、別のMEプリに装備を渡しているのでこんなものです。ドル様狩りにはこれで十分ということで。
今回注目するのは、茨の杖。
Matk+20%、Int+3、Dex+3となっていますが、攻撃力ならSoPで詠唱速度ならホーリーステッキがあります。MEの場合には詠唱と攻撃で杖を持ち替えるので両者の優れた面を併用できる、いいコンビでした。茨の杖は両者の中間にも見えますが、勝っているのはMatk+20%というところだけで、ほとんどの場合にはSoPが優秀ということになります。この分析から見送っていたわけですが、装備説明には続きがありました。
精錬値でMdef無視、精錬値でスキルディレイ減少。前者はSoPに遠く及びませんが、後者は他に見ない特殊能力です。そう、ディレイ減少という珍しい機能が重要でした。
通常はホーリーステッキ+SoPですが、これを茨の杖に置き換えることでME発動後のスキルディレイ減少を期待できます。減少幅は0.16秒!
ええーっ。たったそれだけー?
いやいや、この0.16秒がソロ活動では大きな差になるんです。MEソロは常に被弾との戦い。この0.16秒の間にヒールを前倒しできれば、それだけ安全性も向上し、メイン狩場のGD3であれば、馬兄弟からのSP吸収にさらされる危険を低減することもできるのです。なめちゃいけません。
ディレイ終了の目安としては、MEのヒットエフェクトで、2セット目の3段目から2段目に早まった感じですね。ディレイ減少装備に乏しい転生前では5段目まで待つ必要があることを考えると、大幅な減少になったという印象です。転生ずるい、汚い!
茨の杖自体、SoPに準じるMdef貫通力とMatk+20%のブーストがあるため、それなりの攻撃力を持っています。もっと突き詰めれば、ホーリーステッキ→茨の杖→SoPと持ち替えることでディレイ減少と威力を両立できそうな雰囲気ですが、SoP1段分を減らしてまでソロでの威力を求めるかと言われれば微妙。ディレイ持続中に追加Mobが来るなど、状況判断の余裕を削るほどの効果は見込めないでしょう。
それではホーリーステッキ+SoPで決まり!となりそうですが、SoPで過剰火力になりそうな場面では茨の杖で安全性確保、もっと火力が必要な場合にはPT前提となるためSoPを選択という使い分けになりそうです。また、火力ではなく支援としてPT参加する場合には茨の杖のディレイ減少が本領発揮となります。
現状では茨の杖の精錬値を安全圏の+4に留めていますが、数字をきれいにあわせるために+5までは進めたいところ。そうすればディレイ減少が20%まで到達するんですよね。ただ、最近は茨の杖が露店に並ばないのでお預け状態です。
ちなみに、ディレイ減少装備としてエキスパートリングという案もありますが、スピリンセットが崩れること、SP消費が増加するというデメリットがあるため選択肢からは外れました。特にディレイ減少の恩恵を必要とするPTでは、スピリンのSPR増加がなくなり、SP消費が増えるというダブルパンチで、転生職のMSPでも追いつかないほどの制限を受けるという大問題がありました。ということで、ディレイ減少装備としては、常用できる20%を短期的なゴールとして設定しています。
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