くっ…こんなはずでは。

ケミ育成用に用意したホドレム盾ですが、本命の名無し2Fで試す前にGD3でのリハーサルをやってみました。その結果、その結果…別にエフェクトも出てないようだし、チラ見してた感じでも完全回避+30の効果は発動している様子はありませんでした。効果時間は10秒ということなので、MH処理中に見逃したのかもしれません。ええ、そうですとも、きっとそうです。密かに発動してケミを守ってくれていたに違いありません。

ということで、その裏づけを取るべくPvで検証してみました。

的はプリで、殴るほうは騎士を用意しました。

盾だけの検証でも良かったのですが、できるだけケミの環境に近づけるためにAG鎧も装備しています。実はAGの発動率がかなり高いので、被弾の多いGD3では常時とまでは行かなくとも、かなりAG状態を維持できるためです。ホドレム盾も被弾を前提としているため、オートガードで発動率が下がった状態での組み合わせ時間を見てみたいと思いました。

それでは支援してAspd190にしたら計測開始です。

ばらつき大きいなぁ…。ちゃんとした検証であれば、このまま試行回数を10回程度にしてばらつきの傾向などを調べるんでしょうが、小さいほうでも400回の攻撃が必要でした。400回の中にはAGや完全回避、5%の回避失敗などの補正が含まれていないので、実際に被弾した回数はもっと小さいことでしょう。ですが、仮に300回の被弾が必要だったとしても、効果時間10秒を得るためにどれだけ殴られないといけないのか…。ちょっと期待できるレベルにはないようです。もう少し発動率が高ければ良かったのですが、これ以上の試行は無駄と判断し、お試し終了となりました。

通常の狩りであれば大型+20%、中型小型+15%の耐性は有効かもしれませんが、想定していたケミお座り要装備としては微妙でした。元々、防御主体として完全回避を想定していたため被弾を前提とする防御方法とは相性もよくありませんし。AG鎧も被弾が必要なので、名無し2Fのお座りでは威力を発揮できませんでしたが、舞台をGD3に移したところ、十分な発動と効果時間をもたらしてくれました。

似たような位置づけをホドレム盾に期待したのですが、元々の発動率が高くないため、完全回避と、より早期に発動するAGで被弾が抑えられ、さらに発動率が低くなってしまう結果となってしまいました。せめてAGがなければ、または完全回避ではなくDefによる防御との組み合わせであれば、もう少し発動してくれたのではないかと思います。

まぁプリの場合には盾の持ち替えが前提ですし、ケミのGD3でも悪魔盾だけで済むため、ホドレム盾を持っていても出番はなさそうです。当初はケミ育成に長く使う予定だったため、精錬を+6までしかしていなかったのですが、手放すとなれば+7石盾にしておくべきだったかと後悔しばし。これも授業料ということで、買う前、作る前にシミュレーションが必要だということがわかっただけでも良しとしましょう。

良狩場へちょっとステップアップでした。

GD3の魔境ぶりに笑いつつ、癒しを求めてFD4へソヒー狩り。今日もぽろぽろと馬牌を落としてください。

しかしそこはヒェグンが大量占拠していました。ムナボンが消えているのはむしろ好都合だったのですが、上位種のヒェグンがこうも大量にいるとは…。

ヒェグン自体は龍之城にいたので対応に困りはしませんでしたが、どうにも数が多いことが難点でした。おかげでソヒーをナパームビートで集めている最中にも、わらわらと少しだけ足の速いヒェグンが混ざってくる始末。さっとIWで分離してからSGでヒェグンだけ先に倒し、凍結したソヒーをLoVで倒すという2度手間です。

ドロップが優秀であれば問題はないのですが、なかなか目立ったものがないのも厳しいところです。

さて、困ったヒェグンにも、ひとつだけいいところがありまして、それは不死属性であるということです。FD4狩りのためにRoWから月光剣に切り替えたわけですが、それが見事にかみ合いました。FW一枚にQMで足を遅くすればうまく倒すことができます。また、2匹まとめてであれば、効率的にFWを使えるのでFW2枚だけでQMも不要になるメリットも。おかげで重量超過してもこれまでのように街に戻る必要がなくなりました。さすがにソヒーばかりでは足が遅いためFW消費も多くないですしね。

しかし、求めていた馬牌は1h弱で12個。奮いません。きょ、今日はこれくらいにしてやるですー。

たのしー。

Gvに参加できなくて切ないので、少し物資面で貢献しようかと久しぶりのフェイヨンダンジョンへ出張。Wizを動かすのは久しぶりでしたが、慣れ親しんだ場所でもあり、動きはスムーズに。また、Wiz自体もレベルが少し上がってのリトライとなるため、安定度としては問題なし。そもそもLv90台で来るような場所でもありませんしね。

装備面はいつもと同じ。ウィングセットと、プリから持ってきたミスケx1ミミクリx2の箱セットです。馬牌だけじゃなくてプレ箱青箱も狙います。

左の絵は途中にある黒きのこ池です。何を取るか迷ったまま放置していたスキルポイントを5つ消費してWBを取得。ディレイのないスキルなので連続して詠唱することで25発の水玉が終了する前に次の水玉が発動します。きれい。

さて、監獄で威力を発揮して、これは最終装備になるかと思われたリリースオブウィッシュでしたが、FD4のように過剰火力で数を狩る場合には向かないようでした。回復効果は絶大なのですが、ランダム発動なため、常にSP消費の大きいスキルを発動する場面では安定度が今ひとつ。結局のところ、騎士から月光剣を取り戻してくることになりました。

肝心の4Fですが、30分で馬牌10個程度。多くはありませんが、買うと高い品物なので悪くはないです。他のレアは期待できないので、むしろソヒーばかりを数多く倒すことになります。経験なんてありません。画面内のソヒーをまとめてLoV撃つだけ。金銭は主に箱で。収集品もありますが、場所柄高価なものはなし。希望があるのはヒドラカード、それからソヒーカードくらいでしょうか。

本当に金銭重視なのであれば、騎士でスリーパーMAPに行けば数倍の効率になるのですが、あそこ、あんまり楽しくないんですよね。それに比べればソヒー狩りは、なんというか単純作業なのに楽しさを感じます。この違いがどこに起因するものなのかは不明ですが、楽しければそれでよし、ということで。

余り物を有効に。

複数キャラを使っていると、装備の使いまわしを考えながら購入計画を立てたりします。最初のうちだけ…。

ええ、わたしに購入計画なんて高度なものなんてないんです。欲しいと思ったとき、欲しいものを買うのがわたしの本質です。無駄遣い？衝動買い？望むところです。ええ、バンバン買いまくります…おや？お財布のケミさんどうしたんでｓギャー。(しばらくお待ちください…)

ええと、いろんなものを買っていると、使いまわしだけじゃなくて、余った装備というものも出てきますというお話でした。脱線はいけませんね、命にかかわります。がくがく。

今のところメインで活動しているのは、ハイプリ、ケミ、Wiz、プリ、騎士といったところ。他にもキャラがいますが、稼働率は今ひとつ。主力になるほどいい装備品を集めているわけですが、そのほかのキャラも、そこそこの装備品が余っていたので、うまく受け渡しせずに固定の装備ができています。狩場に放置できて便利なんですよね。今回はWizの装備品について。

当初はスピリンのメイン利用者でしたが、今ではハイプリが独占状態。Wizはスピリンなしの+7Wiz杖を倉庫に押し込んで、リリースオブウィッシュとスタッフオブウィングを持ち替えてぶんぶん走り回っています。

狩場は監獄が多いですが、Int120に調整してイヤリングやメモ本など、Int装備でがっちがちです。監獄なら悪魔盾が良さそうですが、丁度今はプリがニブル村で使用中。有効な盾がないのでInt+1でDefそこそこのメモ本です。そこでふと気づいた。倉庫に片めがねが眠っている。銀の懐中時計があればセットができるじゃないかと。

銀の懐中時計は、Matk+7%、HPRSPR+15%のセット効果があります。これってRoWと相性が良いんじゃないでしょうか。さすがに青オシ乙女はIntが下がるため組み合わせを断念しましたが、RoWだけでも十分な回復が期待できるので問題ないでしょう。

もう一つ考えたのは、メモ本で種族三減できない以上、防御なんて捨ててしまえと。Wiz杖でIntのみに特化すれば攻撃は最大の防御を実践できるでしょう。すばらしいでしょうと。しかし、これは以前通った道で、スピリンでMatk+6%、Dex+2したとしても、SPがぎりぎりになることと、テレポ索敵よりもウィングセットの徒歩が効率的という結論が出ています。ウィングセットとRoWの持ち替え、転生前は一番いいんじゃないかなとも思います。たれリーフ、Defないから総合で表示Def22とかになりますしね。

さて、遠回りしてきましたが銀の懐中時計のお試しです。普段の右アクセはS0イヤリングですが、これを外して懐中時計に。Int119にするため、服をキャスティングローブからマジックコートに。黒縁めがねは懐中時計のセットが壊れてしまうため服での調整となりました。うまく行くようなら子デザかドルでキャスティングローブを作るかもしれません。前振りはこれくらいで、いざ監獄へ出陣。

結論。あんまかわらん。

えーって思いましたが、よくよく考えてみると、Int124とかがんばってもSGで3Hit確にならない以上、FWからの滑り割りが基本になります。となれば、別にFWで割って1Hitするも2Hitするも一緒ですね。監獄程度のMob密度なら、QMでも撒いてちょっとまとめれば押しつぶされるような状況にもなりませんし。

誤差程度の違いであれば、SoWで移動中にInt120が崩れてもったいないと思うことがなくなるので、どんどん歩けるということでしょう。ああ、でもマジックアイズとWiz杖スピリンで詠唱20%短縮も良かったなぁ…マジックアイズもニブル村にあるので使えないですが…。Wizの稼働率が上がってきたら、ちょっと詠唱短縮装備で遊んでみるのも良いかもしれません。

と、ここまで書いてなんですが、実は銀の懐中時計、全然余り物でもなんでもないです。露店に並んでて値下がりしていたのでついつい手が伸びて…あーっケミさん、その手に持った製薬用ナイフはなんですか。隠者ｃ刺さってて、なんだかソニックブローとか発動し…そう…じゃ…ぎゃー。

誤差ですか、いいえロマンです。

名無し3Fの通過点である2Fは、ゴールデンタイムともなれば、多くのPTが最短ルートをMobを蹴散らしつつ進む光景がよく見られます。つまり、同じルートであれ、少なくない数のMobが倒されるわけです。すると、必然的にケミのお座りポイントにもランダムに襲来が発生するわけで、いくら完全回避装備、ハイディングreadyと言えども、頻繁にプリを呼び戻す必要があります。効率は下がりますし、片方に注意を向けていると他方がおろそかになり、瀕死ならばまだしも、そのまま嫌なダイアログを見ることにもなりかねません。ええ、実際に何度も見てしまったので間違いありません。ゴールデンタイムの名無し2Fお座りは無謀だ、と。

しかし、お座り効率としては現状最高を誇る名無し2Fですし、そうそう敬遠ばかりもしていられません。そこで、ちょっと本気、出してみた…とばかりに人気のない時間帯に突撃。もうプリは近場を掃除したらすぐに次のモンハウめがけてテレポするよと忙しくも密度の高い狩りを決行したのでした。

そして落ちる両手剣。いや、こんなレア、いらないです。またも無駄にレア運を使ってしまったようです。ぐぐぐ、こんなことなら、エキスパートリングでも探しに露店でも巡ったほうが良かったか…。

というのも、話は変わってギルハンの支援プリとして参加した時、スキルディレイのおかげで進軍がやや滞る場面が見られたためです。ソロ狩りであればディレイを計算に入れた立ち回りが容易ですが、PTでは純粋に支援人数に比例して待ちが発生してしまいます。

狩り自体は、不注意でわたしが一度死んだだけで特に破綻はありませんでした。ところが、ブラギのない狩りにはSP消費のペナルティはあれ、ディレイ減少効果のあるエキスパートリングの方が向いているな…と思った次第です。

エキスパートリングの相場は150～300kといったところ。特性から2個セットで装備するのが望ましいでしょう。乱戦でもない限りプリがタゲられることも多くないですし。必要であれば、S付きのアクセですからフェンを挿してもいいかもしれません。プロ十字路には300kで2個の買いチャットも立っていたため、同じようなことを考えている人もいる様子。これは負けてはいられません。ちょっとくらい高くても先に入手して優越感を味わってやるんだ。

はい。現物はこちら。ちゃんと2個揃いました。

えらく素早いなとお思いでしょうが、実はケミお座りの際に、いつの間にか拾っていたアクセサリ2個がたまたま倉庫に眠っていて、鑑定してみたらエキスパートリングでした。ドロップ率は0.03%なので、カードが出るよりも何倍も嬉しいです。倉庫が300個到達であふれたため、いらないもの、未鑑定のものを整理していたら発見したという危うさ。もう少し気づくのが遅ければ、買いチャット出していたところです。後から気づいて、4つもいらない…orzとがっくりしてしまうところでした。

いかにもありそうなリアル未来図を振り払いつつ、さっそくプリで装備してみます。

プリの装備はディアボロスローブ、パレード帽で既に15%のスキルディレイ減少効果があります。ヒールなら1秒→0.85秒と、明らかに体感できる連打速度で、狩りの安定度に大きく寄与してくれることはケミお座りの狩りで十分に実感しています。そして今回リング2個でさらに10%の向上。合計して25%のスキルディレイ減少となったわけです。ヒールなら1秒→0.75秒、MEなら4秒→3秒！と、ちょっとただ事じゃない減少率です。

が、MEについてはスピリンを外すという選択肢はゼロなので恩恵を受けることはできません。従って、ヒールやアスムをPTで使う場合に限定した効果となります。それでも、いいですね、この効果は大きい。早速使ってみます。

絵の中央がエキスパートリングなし。右側がエキスパートリングありのヒール連打です。

ヒール数値に合わせて指示線を用意してみましたが、中央と右側を見ても、微妙に違うかな…という程度。左側が、中央の数値部分を拡大したものですが、拡大してよくよく見てみると、1ドット分の隙間が確認できました。このことから、エキスパートリングを装備した方がヒール間隔が短いと言える★かもしれません★。

1ドットがどれくらいの実時間に影響するかは不明ですが、エキスパートリングを装備した方が、やや連打速度が速く感じました。もちろんディレイ判定とマウスボタンクリックがうまくかみ合った場合には、という条件付ですが、概ね反応が向上している様子。緊急時のヒール連打には、きっと0.1秒分の安定度寄与を期待できることでしょう。

そして、やはりこの流れにも落ちがありまして…。

スキル詠唱ディレイは、クリックしてからスキルが発動するまでを機械的に判定します。つまり、何度やってもディレイ終了から結果までの時間は変わりません。しかし、スキルディレイは、効果が発動してから、次のスキルを投入するまでの時間であるため、人間の手で次のスキルを投入するタイミングを計る必要があります。つまり、ものすごくたくさん練習しないと、せっかくのディレイ減少のマージンを活用できないということです。

当然、マージンをぎりぎりまで使うことは困難なので、15%や25%のディレイ減少の8割程度が現実的に使える部分なのでしょう。それを考えれば、マージンが67%拡張されたことで、クリックを多少ミスしてもそれなりの速度で連打できるのは大きなアドバンテージだと思います。

そして2段落ち。

スキルディレイの終了タイミングは、体で覚えるものです。従って、装備を変更することによるスキルディレイの変動を、すぐさま行動に反映するのは困難です。基本的には、どの狩場にでも同じスキルディレイで臨むことが望ましく、ソロだPTだところころ変わるような状況では、使い勝手が良いとはいえません。また、特にPT時ですが、ヒールを連打する必要がある状況下で、スキルディレイと戦うようなぎりぎりでやっていては安定度に不安があるため、やや抑え気味に連打するしかありません。もちろん、ブラギがあれば、装備によるスキルディレイ減少なんて誤差だったり、無駄だったりするわけですが…。

総括すると、誤差。ただし、PT時でブラギ不在の場合には、ちょっとだけ有効ですよ…となります。購入していれば、合計600kほどの出費となっていたことでしょう。しかも、影響が誤差げふんげふん、ロマンの域ともなれば、本気でorzとなっていたかもしれません。身近に持っている人がいれば、まずは借りてからお試しすることをお勧めします。